SMプレイ中にMな女性がされて嬉しいこと、嫌なこと(SMプレイのコツや注意点)

【この記事を書いた人】
シマ

現在、SMプレイと一言にいっても本当に多様なプレイがあります。

今日は現在SMプレイと認識されているものの紹介と、各プレイ毎にされて嬉しいこと、嫌なこと(コツや注意点)について女性視点で書いていきます。

目隠し

一番ベタであり非常に効果的です。

目隠しは顔を隠してくれるため、女性の羞恥心を軽減させ、大胆にする効果もあります。羞恥心をあおるのもよいですが、最初にまず心を開いてもらうことも、これからのプレイを楽しむうえで大切です。

さて、とはいえSMプレイを謳う以上、ただ視界を奪えばいいというものではありません。いざ目隠しプレイをする上で大切なのは、目隠しをしてからすぐに触れないことです。

皆さん目隠ししてすぐに普段通り触ったりしていませんか? もちろん、安心させるために始めに軽く触る、などは良いですが、目隠しの最も大きな効果は女性の想像力を存分に膨らませるということです。SMに限らず、女性は身体もですが脳で感じる生き物です。

「これからどんなことをされるんだろう?」「恥ずかしい姿を見られている」など、ほんの少しの間で良いです。想像させる時間を作ってあげましょう。それだけで、いざ触れられた時の感度が倍になります。

想像を膨らまさせる効果的な方法としては、例えば軽く息を吹きかけたり、かるーく撫でる。目隠しをしながらの言葉責めなんかも効果倍増で良いのではないでしょうか。

怪我などのリスクも少なく、道具もタオル一枚あれば始められ、他のプレイとの組み合わせもしやすい。これほど汎用的で効果的な道具はないと思います

ちょっと本格的にするなら革製のアイマスクや、全頭マスクというものもあります。口だけ空いている目出し帽みたいなもので、顔をまるまる布で覆ってしまいます。

言葉責め(羞恥心をあおる)

勘違いの無いように先に言いますが、言葉責めと暴言は違います。中にはコンプレックスを煽られるのを好む方もいますが、非常に稀です。基本的には羞恥心を煽る言葉を選びましょう。

羞恥心をあおる言葉とは、「いやらしい芳りがここまで匂ってくるね」とか「すごく濡れてるね。なんでかな?」なんかがそうです。「お前ブスだなぁ!」とかは暴言です。やめておきましょう。

また、最初から最後まで質問系で責めるのは、非常に不評です。「これからどうしたいの?」「どこがきもちいいの?」「何がほしいの?」そして返答に対してそれをオウム返ししたりするタイプの言葉責めです。どこかにマニュアルでもあるのか知りませんが、これ、結構多いらしく、非常によく愚痴を聞きます。

これをされるとMはずっと頭を働かせていなければならず、快感に集中できません。特にMはリードされたいタイプの人種ですから、これではどちらがリードしているのかわかりません。あっという間に冷めてしまいます。

拘束プレイ(手錠・布・緊縛など)

拘束プレイは本当に色々な方法があります。

拘束と聞いて一番ベタなのは手錠ではないでしょうか? アダルトショップに行けばほぼ必ずおいてあり、モコモコのついたかわいらしい手首を保護する布がついたものや、革製のしっかりしたものもあります。

また、タオルで手首を縛るだけでも十分自由は奪えますし、初めての場合はそれくらいからが良いでしょう。タオルの場合、実際拘束力はさほどありません。が、拘束「されている」という雰囲気に興奮するのであって、それだけでも十分なのです。

更に雰囲気を追及するのであれば、縄をつかった緊縛という手もあります。日本の捕縛術から派生した責めは、相手を色々な体制で拘束し、責めることができます。

独特の拘束感はそれだけでもうっとりするほどですが、ただしこれは技術がいるので初心者にはあまり向かないかもしれません。ミスすると神経を傷めて麻痺が残ったりすることもあるので、もし興味がある方はちゃんとした緊縛師に教えを乞うか、タオル同様無理のない強さ、範囲でのみの行うべきでしょう。

最近はマジックテープを使った全身拘束具なんかもあり、なかなか種類も豊富です。

スパンキング(手、鞭類)

手や鞭などの道具でお尻を叩く事です。もとは体罰であったり、欧米ではポニープレイ(パートナーを馬として扱うプレイ)を意識している場合も多く、羞恥心・痛み・被虐心を刺激します。

相手が初心者の場合も、そうでない場合も、最初は素手で、緩めから叩き始めましょう。

道具を使う場合は、それぞれの特性など(痛み重視だったり音重視だったり、それぞれ特性があります。興味がある方は調べてみましょう)を加味した上で、無理のない範囲で使用しましょう。購入した場合、自分で一度試してみる事も大事です。

スパンキングはハマってくると、背中が真っ赤にはれ上がってもなお、もっと叩いてください。と懇願したくなります。

蝋燭

身体にへばりつく蝋は、熱さと言うより痛みを感じます。真っ赤に染めていく工程もですが、垂らし終わってからぺりぺりと剥がしていく作業もまた、敏感になった肌には強い刺激となります。

ロウソクにも色んな種類があります。仏壇ロウソクは身近ではありますが上級者向けです。ちゃんと専門店で「低温ろうそく」を用意しましょう。ロウソクそのものの融点もそうですが、垂らす場所の高さや体の部位によっても感じ方は大きく違います。ロウソクに火をつけたら、少しずつ垂らしながら様子を見ましょう。

またロウソクが剥がれにくい、と言う人は予め身体にローションを薄く塗って置くとよいです。皮膚に膜ができ、溶けた蝋が落ちやすくなります。

放置プレイ

ぶっちゃけ不評です。好きという女性とはお会いしたことがありません。

とはいえ、これも目隠し同様組み合わせて使う方法です。玩具など快感を与えた状態や露出など、刺激がある状態で、かつ助けはしないもののそこにちゃんと主人がいるという状態で行うのが良いでしょう。

快楽責め

ただただ快楽を与え、ギブアップするまで快感をたたき込みます。

基本的にはローターやバイブ、ディルドなどの玩具を利用して女性をイキっぱなしの状態にします。ポイントは良く相手の様子をみて、ピンポイントで責めること。ポイントさえ押さえれば、ほとんど動かさず、その場に固定しておくだけでも勝手に女性は腰を揺らし、イキ続けます。

一方、いくら気持ちいいとはいえ、デリケートは部分ですし人体ですから、いつまでも濡れ続けるというものでもありません。こまめに水分補給をさせたり、ローションを使って痛みなどが残らないようにしましょう。

アナルプレイ(アナルセックス)

これは向き不向きがあります。いくら訓練しても、快感を追えない人は感じることができません。その上で、もしハマれば、女性にとっても女性器とは全く別の快感の扉がそこにはあります。

しかし拡張に無理は禁物です。無理やり拡げて中の筋肉を傷めてしまった場合、しばらくの間はオムツ生活になります。

また、浣腸は必ずしましょう。市販のイチヂク浣腸なんかがメジャーですが、薬品慣れしていない場合、尋常じゃなく腹が痛くなり、そのあとのプレイどころではありません。特別便秘とかでない限りは、お湯浣腸などで十分だと感じます。

快楽責めの項でも書きましたが、アナルプレイのときもローションなど潤滑剤を使用し、傷などを作らないよう注意しましょう。

また、女性器周辺は男性と違い中に入っている分常に多少なり濡れています。雑菌が付着した場合、男性は平気だとしても簡単に膀胱炎になったり、膣カンジタなどの感染症をおこしてしまいます。アナルをいじった後に性器周辺をいじくるのなら、必ず手を洗いましょう。

最後に

どのプレイをするにあたっても、Sに持っていてほしいもの。それは想像力です。

「この子はどんなプレイが好みだろうか?」というところはもちろん、「目隠しのまま移動中、何かにぶつからないか?」「アナルプレイ中に傷などを作らないようにするには」などの危機管理能力も含みます。

また、一言にSMといってもその内容は多岐多用です。プレイ望む前には必ずヒアリングをして、プレイ内容のすり合わせをしておきましょう。

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